今、改めて考えてみる・・・「労働組合とは?」

 


 労働基準法が制定されてから半世紀ほど経った今、時代の流れとともに社会状況が変化し、働く人たちの考え・感覚も変化してきています。
高度成長期ならともかく、この不況の下、労働条件を守るとはほど遠く雇用の問題にまで関わってきています。


 世間では組合員の資格のない管理者が労働基準局に泣きついたり、組合を結束しようとする動きも聞こえてきます。
何故今組合なのか、ではなく今だからこそ組合ではないのでしょうか?
ただ、以前のように何がなんでも要求(主張)を通す、会社がどうなっても構わない・などという時代ではないのです。
どうすれば自分たちの会社が生き残り、そこで働く人たちも(家族も含めて)潤っていけるのか、グローバルに考えてこそ組合の(存在)価値があるのではないでしょうか?


 ここで基本的な事を述べておきます。
まず使用者側は労働者の過半数を代表する者と働く条件について決め事を取り交わさなければなりません。
これは使用者側が一方的に押し付けられるものではありません。
しかし、過半数を代表する者が安易な取り決めをするとひどい状況にもなりかねません。


 また、労働者が各人バラバラだと収拾がつかなくなる事になります。(個々人が自分の都合のいい事ばかり主張する為)
そこで労働者が集まり組合を作って使用者側と話し合いをして、働くための環境づくりをするのです。
その決め事によってその会社全ての従業員に関わってくるのでいい加減な事は出来ません。(責任の重大さ)
世間の情勢・会社の置かれている状況等を分析し進むべき方向を判断していかなければならないのです。これはかなりの重圧がありますが、誰かが責任をもってやらなければなりません。


 会社が順風満帆の時ならいいですが、有事の時にどう対応するか、そこに組合の存在価値があるのではないでしょうか。


【注】 上記の内容は第三者と討論する為のものではありませんので、その点お含みおき下さい。